日本はEPAでの取り決めによって、2008年からインドネシア人、2009年からフィリピン人の看護師候補者を受け入れています。
これまでに合計約500人の看護師候補者が来日しています。
看護師候補者は来日した後、半年間日本語を学び、病院などの現場で働きながら日本の看護師国家試験を目指します。
来日する看護師候補者は本国の看護師試験に合格し、ある程度の知識や実務経験を持っている人ばかりです。
合格率の低さには、慣れない日本で短期間言葉を学んだだけでは、日本語の試験問題文を読解することは相当難しいというのが最大の問題であると指摘されています。
また外国語による試験問題の作成や、医療用語の英語表記、日本語コミュニケーション試験の併用など、さまざまな対策が検討されています。
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